商談後フォロー・記録
SFA入力を商談文字起こしから自動化する(必須項目を抽出)
商談の文字起こしを貼るだけで、SFA/CRMに登録する必須項目を抽出して整理するプロンプトです。埋められない項目は推測で埋めず「未確認」と書き分けるので、そのまま入力の下書きに使えます。

必要データと準備
必要なのは、その商談の会話を文字起こししたテキストです。用意の仕方は主に2通りです。
- 録音・自動文字起こしから: オンライン商談の録音・自動文字起こしツールで会話を文字に起こし、その全文をコピーして貼ります。話者ラベル(営業/相手)が付いていると、誰の発言かを踏まえた抽出になり精度が上がります。
- メモから: 完全な文字起こしがなくても、商談中・商談直後に取った会話メモでも動きます。ただし発言の引用や事実/推測の切り分けは、元テキストの粒度に依存します。
自社CRMで必須になっている項目名が決まっている場合は、プロンプトの「自社CRMの入力項目」欄にそれを貼ってください。空欄なら標準項目(会社名・課題・現行ツール・決裁プロセス・予算・時期・競合など)で抽出します。文字起こしの取り方は、商談文字起こしの共通ガイドも参照してください。
プロンプト本文
あなたはSFA/CRMへの案件入力を補助するアシスタントです。
以下の商談の文字起こしを読み、SFA/CRMに登録する必須項目を抽出してください。文字起こしに書かれていることだけを根拠にし、書かれていない項目は埋めずに「未確認」と記録してください。
## 商談の文字起こし
{商談の録画・録音の文字起こしをここに貼り付け}
## 自社CRMの入力項目(任意・あれば貼る)
{自社SFA/CRMで必須になっている項目名を列挙。なければ空欄でよい。空欄の場合は下記の標準項目で抽出する}
## 出力フォーマット
1. 抽出したCRM入力項目(項目ごとに次の3点を記載)
- 値: 文字起こしから読み取れた内容。読み取れない場合は「未確認」
- 根拠: 値の根拠となる発言を原文から短く1つ引用。未確認の項目は引用なし
- 区分: [事実](相手が実際に言った内容)/ [推測](発言からの解釈)のいずれか
標準項目(自社項目の指定がない場合はこれを使う):
会社名 / 事業・商材 / 従業員規模 / 窓口担当(氏名・役職)/ 決裁者・意思決定プロセス / 現場キーパーソン / 顧客の課題(Pain)/ 現行ツール・環境 / 予算感 / 導入希望時期 / 競合・比較検討先 / 次回アクション・宿題 / 案件フェーズ
2. 未確認のため次回ヒアリングが必要な項目(上記で「未確認」だったものを箇条書きで再掲)
3. コピペ用サマリ(CRMの備考欄にそのまま貼れる3〜5行の要約。事実のみで構成し、推測は含めない)
## 注意事項
- 文字起こしにある発言のみを根拠にする。書かれていない項目は推測で埋めず、必ず「未確認」とする
- 事実(相手が実際に言ったこと)と、そこからの推測を必ず分け、各項目に[事実]/[推測]を付ける
- 曖昧な同意(「検討します」「前向きに」等)を、確度や受注シグナルとして解釈しない。判断に迷う値は「未確認」とする
- 金額・人数・日数・固有名詞は原文どおりに転記し、丸めたり言い換えたりしない
- 「予算」「時期」など相手が明言を避けた項目は、ニュアンスを勝手に数値化せず、言われた範囲だけを値にする(例: 「下期に入れたいがふわっとしている」)このプロンプトを動かしてみる
プリセットされた依頼のまま「送信」を押すと、AIの応答がその場でストリーミング表示されます(架空データに対する収録済みの応答。生成AIは呼び出しません)。
AIに渡した入力データ(架空サンプル)
1. 抽出したCRM入力項目
事業・商材
- 値: クラウドのプロジェクト管理ツール「ProjectFlow」を提供
- 根拠: 「うちはクラウドのプロジェクト管理ツール『ProjectFlow』をやっている会社で」
- 区分: [事実]
従業員規模
- 値: 約200名(この2年で倍近くに増加)
- 根拠: 「今ちょうど200名くらいですね。この2年で人が倍近くに増えていて」
- 区分: [事実]
顧客の課題(Pain)
- 値: 勤怠はExcel管理で、月末に給与ソフトへ手作業で転記。締めの週は2名で3日かかる。田中氏への属人化
- 根拠: 「月末に勤怠のExcelを給与ソフトへ手で転記していて」「締めの週は3日はまるまる取られます」
- 区分: [事実]
現行ツール・環境
- 値: 勤怠=Excel、給与ソフト=「ペイロールデスク」。連携に必要なバージョンは未確認
- 根拠: 「勤怠はExcelで、給与は『ペイロールデスク』を使っています」
- 区分: [事実]
決裁者・意思決定プロセス
- 値: 佐藤氏が起案し、金額次第で取締役会にかける。投資枠は四半期ごとに確認
- 根拠: 「私が起案して、金額次第では取締役会にかけます」
- 区分: [事実]
現場キーパーソン
- 値: 田中美咲氏(人事労務)。佐藤氏の起案には田中氏の納得が前提
- 根拠: 「現場の田中が『これなら回りそう』と言ってくれないと、私も上げにくい」
- 区分: [事実](発言)/田中氏を実質的な承認キーパーソンとみなす評価は[推測]
予算感
- 値: 明言なし。金額はまだ決めておらず「効果が見えれば」という段階
- 根拠: 「そこはまだ具体的には決めていないです。効果が見えれば、という感じで」
- 区分: [事実](金額そのものは未確認)
導入希望時期
- 値: 下期に入れたい意向はあるが未確定(「まだふわっとしている」)
- 根拠: 「できれば下期には入れたいですが、まだふわっとしています」
- 区分: [事実]
競合・比較検討先
- 値: 複数社の資料を取り寄せ済み。大手も含むが、具体名は未確認
- 根拠: 「いくつか資料は取り寄せています」「大手のところも見ていますね」
- 区分: [事実](比較検討の事実)/具体名は未確認
続きを見る(会社名・窓口担当・次回アクション・未確認項目・コピペ用サマリ)
会社名
- 値: テクノアドバンス株式会社
- 根拠: 商談記録のヘッダより(会話中では社名の明言なし)
- 区分: [事実]
窓口担当(氏名・役職)
- 値: 佐藤健太(管理部長)。人事労務担当の田中美咲氏も同席
- 根拠: 発言者ラベル「佐藤(管理部長)」「田中(人事労務)」
- 区分: [事実]
次回アクション・宿題
- 値: 2週間後にデモ(田中氏同席)。当社=連携可否の回答とデモ環境準備。先方=ペイロールデスクのバージョン確認とExcel・運用フローの共有
- 根拠: 「弊社は連携可否の回答とデモ環境の準備、御社はペイロールデスクのバージョン確認とExcel・運用フローの共有、という宿題で」
- 区分: [事実]
案件フェーズ
- 値: 初回ヒアリング完了、次回デモ実施前の段階
- 根拠: 会話の流れ(初回の現状ヒアリング→次回デモの合意)より
- 区分: [推測]
2. 未確認のため次回ヒアリングが必要な項目
- ペイロールデスクの利用バージョンとAPI連携の可否(先方が情シスに確認予定)
- 予算金額の具体レンジ(現時点では未決定)
- 導入時期の確定(下期意向どまり)
- 競合・比較検討先の具体的なサービス名
3. コピペ用サマリ(CRM備考欄向け・事実のみ)
テクノアドバンス社(PM SaaS「ProjectFlow」提供、約200名、2年で倍増)。勤怠はExcel、給与はペイロールデスクで、月末に手作業転記。締めは2名で週3日かかり、田中氏に属人化。窓口は佐藤管理部長、起案→金額次第で取締役会(四半期の投資枠)、現場評価は田中氏が握る。予算・時期は未確定(下期意向)。競合は複数社検討中で具体名は未確認。次回2週間後にデモ、宿題は当社=連携可否回答・デモ準備、先方=バージョン確認・Excel/運用フロー共有。
カスタマイズのヒント
- 自社の必須項目に合わせる: 「自社CRMの入力項目」欄に、実際のSFAで必須になっている項目名(例: リード獲得経路、ネクストアクション期日、失注理由の選択肢)を貼ると、その項目立てで抽出します。標準項目にない自社独自の欄を埋めたいときに有効です。
- 選択式の項目を扱う: 案件フェーズや温度感がプルダウンで決まっている場合、その選択肢を項目名の横に列挙して貼ると、「どれに当てはまるか+根拠」の形で候補を出します。最終判断は人が行う前提で使ってください。
- 業界・商材で語彙を寄せる: 標準項目に、自社商材で必ず押さえたい観点(例: 既存システムとの連携要件、法対応の期限、契約更新月)を1〜2行足すと、その観点の情報を拾いやすくなります。
よくある質問
自社のSFA/CRMの項目名に合わせて抽出できますか?
できます。プロンプトの「自社CRMの入力項目」欄に、実際に必須になっている項目名を貼ってください。その項目立てで、値・根拠・事実/推測の区分をセットで抽出します。欄を空欄にすると、会社名・課題・現行ツール・決裁プロセス・予算・時期・競合などの標準項目で抽出します。
商談で聞けていない項目はどう扱われますか?
発言に出てこなかった項目は、それらしい値で埋めずに「未確認」として記録し、次回ヒアリングが必要な項目として再掲します。「検討します」のような曖昧な同意を確度や受注シグナルに変換することもしません。埋めるべきか次回聞くべきかは人が判断する前提の出力です。
抽出した内容をそのままCRMに登録して大丈夫ですか?
下書きとして使い、登録前に人が確認してください。[推測]ラベルの付いた値や数値・固有名詞は、文字起こしと突き合わせる前提です。また会話内容を外部の生成AIに貼ること自体に社内ルールが関わるため、データの取り扱い範囲を事前に確認してください。
