商談後フォロー・記録
商談後のフォローメールを自動生成する
今回の商談の文字起こしと、これまでのメール履歴を渡すだけで、お礼・要約・双方の宿題確認・次回の打診までそろったフォローメールの下書きを組み立てるプロンプトです。事実と推測を分け、相手が言っていない期限や合意を創作しないので、送信前の手直しを最小限にできます。

必要データと準備
用意するのは主に2種類です。手元にある範囲で構いません。
- 今回の商談の文字起こし(1件): 録音・録画から起こしたテキスト。話者ラベル(誰の発言か)が付いていると、要約と宿題の切り分けが正確になります。取り方は共通ガイド「商談の文字起こしを用意する」を参照してください。
- 相手とのメール履歴: これまでのやり取りを時系列で。前回のお礼メールや日程調整のメールがあると、トーンや呼称、直近の約束を踏まえた下書きになります。履歴が無ければ「履歴なし」と書けば、今回の商談だけを根拠に組みます。
任意で、宛先(会社名・担当者名)/差出人(自分の名前・会社)/次回打診の希望(例: 来週前半にオンラインで30〜40分)/お礼を伝えたい相手やトーンの希望を書き添えると、そこに合わせた宛名と次回打診の文面になります。次回の日程希望が無ければ、日程を創作せず「ご都合を伺えれば」の形にします。
プロンプト本文
あなたは商談後のフォローメールを作成する営業アシスタントです。
以下の今回の商談の文字起こしと、これまでのメール履歴をもとに、相手にそのまま送れるフォローメールの下書きを作成してください。
書かれていることだけを根拠にし、事実と、そこからの推測を必ず分けてください。
## 今回の商談の文字起こし
{今回の商談の録音・録画の文字起こしをここに貼り付け}
## これまでのメール履歴
{相手とやり取りしたメールを時系列で貼り付け。無ければ「履歴なし」と書く}
## 送信の基本情報(分かる範囲で。不明は「不明」)
{宛先の会社名・担当者名/差出人(自分の名前・会社)/次回打診の希望(例: 来週前半にオンラインで30分)/お礼を伝えたい相手やトーンの希望}
## 出力フォーマット
1. 件名の候補(2案。商談内容が一目で分かる具体的な件名にする)
2. メール本文(そのまま送れる形。以下の流れで組む)
- 宛名と冒頭のお礼(今回の商談の時間・内容への感謝を1〜2文)
- 今回の要約(相手が話した現状・要望と、自社が提示した内容を、事実として3〜5点に整理)
- 宿題の確認(双方のToDoを「自社がやること」「相手にお願いしたいこと」に分けて明記。期限は文字起こし・メール履歴に出た値だけを使い、無ければ創作しない)
- 次回の打診(基本情報の希望に沿って、次回の目的と日程調整の依頼を書く。希望が無ければ日程を作らず「ご都合を伺えれば」の形にする)
- 結びの一文
3. 送信前チェックメモ(本文に使った内容のうち、事実か推測か曖昧な箇所・要確認の箇所・相手がまだ合意していない点を箇条書き。本文には含めない)
## 注意事項
- 文字起こしとメール履歴にある発言・記載のみを根拠にする。書かれていないこと(金額・期限・合意・比較検討先など)を本文に補って書かない
- 事実(相手が実際に言ったこと・メールに書かれていること)と、そこからの推測を必ず分ける。本文では推測を断定で書かず、推測は送信前チェックメモに「(推測)」として回す
- 曖昧な同意や社交辞令(「前向きに」「検討します」「良ければ」等)を、確定事項や合意として本文に書かない
- 期限・日程・金額は、文字起こし・メール履歴・基本情報に出た値だけを使う。出ていなければ創作せず「日程はご相談」等の未確定の書き方にする
- 相手がまだ言っていない次のステップ(契約・稟議の通過など)を、決まったこととして書かない
- 比較検討先や他社名を、こちらから本文で持ち出したり、根拠なく評価したりしない。触れる必要があれば送信前チェックメモに「要確認」として回す
- 敬語・トーンは相手との関係性やメール履歴に合わせる。過度にへりくだらず、読みやすい普通のビジネスメールにする
- この下書きは外部の生成AIで作成する場合、商談内容やメール履歴に相手企業の情報・個人情報が含まれる。社外持ち出し・個人情報の扱いに注意するこのプロンプトを動かしてみる
プリセットされた依頼のまま「送信」を押すと、AIの応答がその場でストリーミング表示されます(架空データに対する収録済みの応答。生成AIは呼び出しません)。
AIに渡した入力データ(架空サンプル)
1. 件名の候補
- 案A: 【ロウムメイト】デモのお礼と次回のお見積・連携仕様についてのご相談
- 案B: 7/10デモのお礼/御社構成でのお見積と次回日程のご相談
2. メール本文
テクノアドバンス株式会社 佐藤健太様 (CC: 田中美咲様)
お世話になっております。ロウムメイトの鈴木です。 本日はデモのお時間をいただき、ありがとうございました。打刻修正の承認フローや有休残数の自動計算など、田中様が気にされていた点を中心にご覧いただけたかと思います。
本日うかがった内容を、こちらで整理させていただきました。認識にずれがあればお知らせください。
・現状: 有休残数は問い合わせのたびに田中様が個別に計算されているとのこと ・ご要望: 打刻修正の承認フローと、有休残数の自動計算をご確認されたい ・本日ご提示: 有休残数は打刻と連動して自動計算され、修正申請は承認者にアラートが飛ぶ形をデモでお見せしました ・給与ソフト連携: ご利用中の「ペイロールデスク」はAPI連携の実績がございます。ただしバージョンにより対応範囲が変わるため、確認のうえ連携仕様書をお出しします
次にお互いで進めることを、あわせて整理いたします。
<弊社で準備すること> ・御社(従業員200名規模)の構成でのお見積(連携オプションの有無を含む) ・ペイロールデスクとの連携仕様書 ・導入する場合のスケジュール感
<お願いしたいこと> ・ペイロールデスクのバージョンを情シス様にご確認いただく(田中様) ・次の四半期の投資枠のタイミングの社内ご確認(佐藤様)
つきましては、上記のお見積と連携仕様書をお持ちして、次回のお打ち合わせをお願いできればと存じます。7月下旬あたりで、オンライン40分ほどをいただけますと幸いです。ご都合のよい日程をいくつかお知らせいただけますでしょうか。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ロウムメイト株式会社 鈴木
3. 送信前チェックメモ(本文には含めていません。送信前にご確認ください)
- 「前向きに考えたい」は佐藤様の発言ですが、契約・導入の合意ではありません(社交辞令の可能性)。本文では合意として扱わず、要約・次回打診にとどめました。
- 比較検討先として「ジンジワークス」の名前が出ていますが、こちらから本文で触れることは避けました。次回に比較の観点を整理する意向がある場合は、本文に一文足すか、口頭で確認するのが無難です。
- 情シス確認・投資枠確認・次回日程には、文字起こし・メール履歴に期限の記載がありません。期限を創作せず「お願いしたいこと」としてのみ記載しています。必要なら希望期限を各自で追記してください。
- 見積金額(月額・初期費用)は本文に入れていません。文字起こしでは「改めてお出しする」段階のため、具体額を書き込まないようにしています。
- 次回日程「7月下旬・40分」は入力の基本情報に基づく希望です。相手都合で調整前提の書き方にしています。
カスタマイズのヒント
- トーンを相手に合わせる: 「送信の基本情報」に「もう少しカジュアルに」「役員向けにかしこまった文体で」などと書けば、その語り口で下書きします。メール履歴を渡しておくと、これまでのやり取りの温度感に自然にそろえます。
- 要約を厚く/薄く: デモや長い商談では要約を5点に、短い打ち合わせでは3点に、と粒度を指定できます。「宿題確認を中心に、要約は2〜3行で」のように、何を主役にするかを変えられます。
- 次回打診の出し方を変える: 日程が固まっていれば「候補日を3つ提示する形で」、まだなら「日程は相手に委ねる形で」と指定できます。次回が対面か訪問かオンラインかも書き添えると、そのままの文面になります。
よくある質問
相手が言っていないことまで、気を利かせて書き足してくれますか?
書き足しません。要約も宿題も、今回の文字起こしとメール履歴にあることだけを根拠にします。話に出ていない期限・金額・合意・比較検討先は本文に入れず、必要なものは送信前チェックメモに「要確認」として整理します。気を利かせた創作でフォローメールの信頼を損なわないための設計です。
次回の日程がまだ決まっていなくても使えますか?
使えます。日程の希望を入力すればその形で打診文を作り、希望が無ければ日程を創作せず「ご都合を伺えれば」と相手に委ねる書き方にします。決まっていない日付を勝手に埋めることはしません。
お礼だけの短いメールにしたいときは?
「要約と宿題は省き、お礼と次回打診だけで」と一言足せば、その構成で短く出します。逆にデモ後などは要約と宿題を厚めに、と粒度を指定できます。用途に合わせて、同じプロンプトで長短を出し分けられます。
