商談準備
商談のヒアリング項目とアジェンダをAIで設計|聞き漏らしを防ぐ
商談のたびに「何を聞くか」を思いつきで決めていませんか。自社と商材、商談の目的、相手の公開情報を渡すだけで、その商談専用のヒアリング項目と時間配分つきアジェンダをAIが設計します。コピペで使えます。

必要データと準備
このプロンプトは特別なデータがなくても動きます。最低限そろえるのは次の2つです。
- 自社・商材の基本情報(提供価値と、今回持ちかけたい提案の方向性)。これは商談ごとにほぼ同じなので、一度書いてテンプレにしておくと使い回せます。
- 商談の目的と持ち時間(初回ヒアリングなのか、提案前の要件確認なのか)。ゴールが変わると出てくる質問も変わります。
相手企業の公開情報(HP・ニュース・IR・採用ページなど)は、貼るほど質問が具体的になります。なければ「情報なし」と書けばよく、その場合は一般的な質問設計に切り替わります。なお、公開情報以外に相手企業の非公開資料や商談メモを外部AIに貼るときは、社外持ち出し・個人情報の扱いに注意してください。
プロンプト本文
あなたはBtoB営業の商談設計を支援するアシスタントです。
これから行う商談について、聞くべきヒアリング項目と、当日の進行アジェンダを設計してください。
## 自社・商材
{自社サービス名・提供価値・今回持ちかけたい提案の方向性をここに書く}
## 商談の相手と目的
{相手企業名/担当者の役割/この商談のゴール(初回ヒアリング・提案前の要件確認 など)/持ち時間}
## 相手について分かっていること(公開情報・任意)
{HP・ニュース・IR・採用情報などから分かる範囲。なければ「情報なし」と書く}
## 出力フォーマット
1. この商談のゴールを1文で定義(相手から引き出したい合意・情報)
2. ヒアリング項目(5つ)。現状・課題・意思決定・評価基準の観点をカバーし、各項目に
- そのまま口に出せる質問文を1つ
- なぜ聞くのか(この質問で何を判断するか)を1文
3. 深掘り用のフォロー質問(3つ)。相手の答えが浅かったときに一段掘る質問
4. 当日アジェンダ(時間配分つき・4〜5ブロック)。あいさつ/目的すり合わせ/ヒアリング/次アクションの並びで、持ち時間に収まるよう配分
5. この商談で避けたい進め方(1つ)。一方的な製品説明に寄らないための注意
## 注意事項
- 公開情報から言えることと、こちらの推測を区別する。推測には文末に「(仮説)」と付ける
- 相手について情報がない項目は「未確認」と書き、憶測で人物像や課題を決めつけない
- ヒアリング項目は「はい/いいえ」で終わらない、相手が語れる開いた質問にする
- 質問の数は指定した個数(ヒアリング5・フォロー3)を守る。埋めるために内容の薄い質問を足さないこのプロンプトを動かしてみる
プリセットされた依頼のまま「送信」を押すと、AIの応答がその場でストリーミング表示されます(架空データに対する収録済みの応答。生成AIは呼び出しません)。
AIに渡した入力データ(架空サンプル)
1. この商談のゴール(1文)
45分で、テクノアドバンスの労務業務の現状(誰がどのツールで回しているか)と、月末の負荷・属人化の実態を具体的に把握し、次回に提案を持ち込む合意を得る。
2. ヒアリング項目(5つ)
① 現状把握
- 質問: 「今、勤怠管理と労務手続きは、どのツールとどんな運用で回されていますか。月末はどなたがどの作業を担当されていますか」
- 狙い: 既存の給与ソフトとExcelの併用という推測(仮説)を確認し、属人化がどこにあるかを特定する。
② 課題の深さ
- 質問: 「急拡大で管理体制が追いついていないと拝見したのですが、具体的にどの業務で残業や手戻りが起きていますか」
- 狙い: 公開情報の「バックオフィスDXが課題」を、相手自身の言葉の痛みに落として温度感を測る。
③ 影響・定量
- 質問: 「その労務業務に、月あたりどのくらいの工数がかかっている感覚ですか」
- 狙い: 効果試算の土台になる現状値を得る(数値は相手の申告として扱い、こちらで確定させない)。
④ 意思決定プロセス
- 質問: 「こうしたツールを入れるとなると、どなたの承認が必要で、どんな順番で決まっていきますか」
- 狙い: 管理部長から取締役会という決裁ライン(仮説)と、現場のキーパーソンの関与を確認する。
⑤ 評価基準
- 質問: 「選ぶうえで外せない条件や、過去に検討して見送った理由があれば教えてください」
- 狙い: 既存の給与ソフトとの連携要件や、比較の軸を早い段階でつかむ。
3. フォロー質問(3つ)
- 「その作業が一番きついのは、月のどのタイミングですか」
- 「今のやり方で、直近で"まずい"と感じた出来事はありましたか」
- 「もし解決するとしたら、まず何が楽になると一番うれしいですか」
4. 当日アジェンダ(45分)
- 0〜5分: あいさつ・自己紹介(調達と増員のニュースに軽く触れる)
- 5〜10分: 今日のゴールすり合わせ(提案の場ではなく、現状を理解する場だと合意する)
- 10〜35分: ヒアリング(上記5項目+フォロー質問。ここに最も時間を割く)
- 35〜42分: 論点整理と次アクションの提案(次回に要件を持ち寄る合意)
- 42〜45分: 宿題と次回日程の確認
5. 避けたい進め方
冒頭からロウムメイトの機能説明に入らない。最初の30分は聞く側に回り、製品の話は相手の課題が出そろってからにする。
未確認: 人事労務担当の田中美咲さんが同席するかは未確認。現場運用のキーパーソンなので、同席可否を事前に確認しておきたい。
カスタマイズのヒント
- 商談段階で変える: 「初回ヒアリング」を「提案直前の要件確認」に変えると、質問が課題の深掘りから見積・スケジュール確認に寄ります。
- 業界で変える: 相手が製造業なら現場運用や紙・Excelの実態、IT企業なら既存ツールとの連携を優先項目に指定します。
- 個数を変える: 短い商談(30分)ならヒアリングを3つに絞り、じっくり型なら7つに増やします。個数を指定するほど出力の密度が安定します。
- インサイドセールス用途: 「持ち時間15分・次アポ獲得がゴール」に変えると、深掘りより関心の有無を測る質問に切り替わります。
よくある質問
データがなくても使えますか。
使えます。自社・商材の情報と商談の目的だけで動きます。相手企業の公開情報は、あれば質問が具体的になりますが必須ではありません。
出てきた質問をそのまま読み上げていいですか。
質問文はそのまま口に出せる形で出力されますが、会話は相手の答えで変わります。用意した順番に固執せず、フォロー質問を使って相手の話に沿って掘り下げてください。
前回商談の内容を踏まえた質問にできますか。
公開情報の欄に前回の要点や宿題を貼れば反映されます。ただし毎回それを手で用意するのが負担になるなら、商談の記録が自動で構造化されて貯まる仕組みを検討すると、準備そのものが軽くなります。
