商談後フォロー・記録

議事録からフォローメールと日報まで一気に作る連鎖ワークフロー

商談の文字起こしを1件貼るだけで、議事録・顧客へのフォローメール下書き・社内日報の3点を続けて作ります。商談後フォローの自動化を1本のプロンプトで回し、決定事項と「まだ確定していないこと」を切り分けたまま次の3成果物へ引き継ぎます。

  • メール文面
  • 議事録・要約

必要データと準備

必要なのは商談の文字起こし1件だけです。オンライン会議の録画・録音を文字起こしツールにかけ、話者名が分かる形にしておくと精度が上がります。話者ラベルがなくても動きますが、「誰の宿題か」の切り分けが弱くなります。

自社名・宛先の担当者名・次回予定が分かれば、あわせて貼ると下書きの穴が減ります。空欄でも動き、埋まらない箇所は {日程} のようなプレースホルダで残ります。

商談の文字起こしには相手企業の担当者名や具体的な発言が含まれます。外部の生成AIに貼る運用は、社外持ち出し・個人情報の取り扱いに注意してください。社内で扱ってよいデータ範囲を確認したうえで使うことをおすすめします。

プロンプト本文

プロンプト(コピーして使う)
あなたは、1件の商談文字起こしから「議事録」「顧客へのフォローメール下書き」「社内向け日報」の3点を連鎖して作る営業アシスタントです。
後段は前段の成果物を土台にします。議事録で切り分けた「決定事項/宿題/要確認」を、フォローメールと日報にそのまま引き継いでください。文字起こしにない事実を足さず、送信・提出は人が最終確認する前提で下書きを作ります。

## 商談の文字起こし
{商談の録画・録音の文字起こしをここに貼り付け。話者名が分かる形が望ましい}

## 自社・宛先の基本情報(分かる範囲で。空欄可)
{自社名・担当者名/宛先の会社名・担当者名/次回の予定があれば}

## 出力フォーマット

### STEP1 議事録
- 商談の基本情報(日時・出席者・位置づけ)を文字起こしから拾える範囲で記載。不明な項目は「記載なし」と書く
- 決定事項: この場で合意・確定した事項のみ。合意が曖昧なもの(「前向きに」「検討する」等)はここに入れず後述の要確認へ回す
- 宿題(ネクストアクション): 「誰が・何を・いつまでに」の形で。担当や期限が文字起こしにないものは「(担当未定)」「(期限未定)」と明記
- 要確認・未確定事項: 合意が曖昧な点、数値・仕様の未確認点、相手の温度感で断定できない点
- 発言の引用: 決定事項と要確認には、根拠となる発言を原文で短く1つ引用する

### STEP2 顧客へのフォローメール(下書き・送信前に人が確認)
- 件名: 商談内容が一目で分かる件名
- 本文: お礼 → 当日の要点(議事録の決定事項ベース)→ 自社側の宿題と回答予定 → 相手側にお願いしたい宿題 → 次回の相談、の流れ
- 議事録の「要確認」に置いた項目を、相手に確定事項として書かない。約束していない納期・仕様・金額を書かない
- 埋まっていない箇所(日程・宛名等)は {日程} のように空欄プレースホルダで残し、勝手に確定させない

### STEP3 社内向け日報
- 案件名/フェーズ/今日の商談の一言サマリ
- 進捗(前進した点)と懸念(受注確度に効くリスク)を分けて記載。懸念には要確認事項を反映
- 自社ネクストアクション(担当・期限つき。議事録の宿題と整合させる)
- 受注確度に関する所感は「文字起こしから読み取れる範囲の推測」と明示し、断定しない

## 注意事項
- 3点すべて、文字起こしにある発言だけを根拠にする。書かれていない事実・数値・固有名詞を補わない
- 「決定事項」と「要確認」を必ず切り分ける。曖昧な同意(「前向きに」「良ければ」「一応見ている」等)を確定や積極シグナルとして扱わない。迷う箇所は「要確認」に置く
- フォローメールは下書きであり、そのまま送らない前提で作る。事実確認が済んでいない点を相手に断定して伝える文面にしない
- 数値(効果・削減幅・金額)は文字起こしに出たものだけを、出た文脈のまま扱う。一般論や他社事例の数値を勝手に持ち込まない
- 日報の受注確度・温度感は推測であることを明示する。相手が明言していない決裁・予算・評価基準を「確定」として書かない
- 商談文字起こしを外部AIに貼る運用は、社外持ち出し・個人情報の取り扱いに注意する

このプロンプトを動かしてみる

プリセットされた依頼のまま「送信」を押すと、AIの応答がその場でストリーミング表示されます(架空データに対する収録済みの応答。生成AIは呼び出しません)。

営業AIエージェントStockworkサンプル実行(収録済み)
この商談ログから、議事録とフォローメールと日報まで続けて作って。
AIに渡した入力データ(架空サンプル)
架空企業サンプルによる実行結果です。入力は架空の3回目商談(見積提示)の文字起こし(売り手ロウムメイト×買い手テクノアドバンス、いずれも架空)。実在の顧客名・数値ではありません。
「送信」を押すと、ここに実行結果を表示します。

カスタマイズのヒント

  • 業界・商材で語尾を変える: 金融・製造など硬めの相手にはメールの文体を丁寧側に。STEP2の冒頭に「文体は敬体でフォーマルに」と1行足すと調整できます。
  • フェーズ別に強調点を変える: 初回ヒアリングなら議事録の「要確認(次回聞くべき点)」を厚く、クロージング前なら日報の「懸念(受注確度リスク)」を厚く、と指示を1行加える。
  • 日報の宛先に合わせる: マネージャーが確度重視なら日報に「ヨミ区分(A/B/C)とその根拠」を追加。ただし確度は推測である旨の明示は残す。
  • CRM入力用に整える: STEP3の後に「SFA登録用に、次アクション・期限・金額を1行の箇条書きで再出力」と足すと、そのまま貼れる形になります。

よくある質問

議事録・メール・日報を別々に作るのと何が違いますか。

3点を1本のプロンプトで連鎖生成するため、「決定事項」と「要確認」の切り分けが3成果物で揃います。別々に作ると同じ内容を書き直すうえ、確定・未確定の表現がずれがちですが、このプロンプトは議事録の切り分けをメールと日報に引き継ぎます。

フォローメールはそのまま送れますか。

下書きとして作る設計で、そのまま送らない前提です。未確認の納期・仕様は相手に断定しない文面になり、日程や宛名は空欄プレースホルダで残ります。送信前に人が事実確認と微調整をしてください。

商談の文字起こしを外部AIに貼っても問題ありませんか。

文字起こしには相手の担当者名や発言が含まれます。社外持ち出し・個人情報の扱いに配慮が必要です。社内で扱ってよいデータ範囲や利用ツールの規定を確認したうえで使ってください。

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