アポ獲得・アプローチ
業種別ペルソナで初回アプローチメールを書き分ける
同じサービスでも、相手の業種と役職が変われば刺さる切り口は変わります。このプロンプトは、自社情報を書き込むだけで、営業メールの例文をAIが業種別に書き分けます。名刺交換先やフォーム問い合わせなど、送ってよい相手への初回アプローチ文面をコピペで用意できます。

必要データと準備
このプロンプトはデータ不要です。相手企業の文字起こしやCRMデータは要りません。用意するのは次の3つだけです。
- 自社サービスの基本情報(提供価値・言い切れる導入効果・価格帯)
- 書き分けたい相手を「業種×役職×想定課題」のペルソナで列挙
- 相手との接点(名刺交換/フォーム問い合わせ/資料ダウンロード/既存取引先/セミナー参加者など、送ってよい根拠)
3つ目は必ず埋めてください。連絡先をどう得たか、送ってよい相手かを明示することが、合法な営業メールの前提です。購入したリストへの一斉自動送信のような使い方は、このプロンプトの想定外です(特定電子メール法・個人情報保護法の観点から、送信可能な土俵に限定してください)。生成された文面は必ず人が目を通してから送ります。
プロンプト本文
あなたはBtoB営業の初回アプローチメールを設計するコピーライターです。
同じ自社サービスを、相手の業種・役職ごとに刺さり方を変えた初回アプローチメールに書き分けてください。
## 自社サービス
{自社サービス名/提供価値/言い切れる導入効果(事実の範囲で)/価格帯}
## 送る相手(業種別ペルソナ)
{書き分けたい相手を「業種 × 役職 × 想定課題」で列挙。例:
- IT・SaaS業 / 管理部長 / 急拡大でバックオフィスが追いつかない
- 製造業 / 総務担当役員 / 紙とExcel中心で属人化している
複数書くと、その数だけ書き分けます}
## 相手との接点(合法な土俵)
{連絡先を得た経緯・送ってよい根拠を書く。例: 名刺交換した / 問い合わせフォーム経由 / 資料をダウンロード済み / 既存取引先 / セミナー参加者}
## 出力フォーマット
ペルソナごとに以下を1セット出力してください。
1. 件名(20字前後・開封動機を1つに絞る・3案)
2. 本文(150〜250字。①接点の明示 → ②その業種の想定課題への仮説 → ③自社が渡せる価値 → ④返信ハードルの低い次アクション の順)
3. この文面が置いている「相手の状況の仮説」(前提。ここが外れていたら差し替える箇所を明記)
4. 送信前チェック(この業種で特に事実確認すべき点を1〜2個)
## 注意事項
- 相手の課題は「仮説」であり、事実として断定しない。本文では「〜ではないでしょうか」等の仮説表現を使い、相手の実績・数値を勝手に作らない
- 自社の導入効果は{自社サービス}に書かれた範囲だけを使う。書かれていない数値・実績・受賞歴を創作しない。根拠が弱い表現には本文の外に「(要事実確認)」と注記する
- 相手企業の固有名詞や個社の課題は、確認できていない限り本文に書かない。分からない点は本文に含めず、3の仮説として扱う
- 「相手との接点」に書かれた合法な根拠に触れる一文を、本文に必ず入れる。接点が不明な相手への無差別送信を前提にした文面は作らない
- 「今だけ」「必ず」などの断定・煽り表現は使わないこのプロンプトを動かしてみる
プリセットされた依頼のまま「送信」を押すと、AIの応答がその場でストリーミング表示されます(架空データに対する収録済みの応答。生成AIは呼び出しません)。
AIに渡した入力データ(架空サンプル)
ペルソナ① IT・SaaS業/管理部長
件名案
- セミナーのお礼と、労務の属人化について
- 急拡大フェーズの勤怠締め、いかがですか
- 給与ソフト連携のご相談(セミナー参加者様へ)
本文
先日は労務管理セミナーにご参加いただきありがとうございました。名刺交換の折にお話しした件で、ご連絡しました。 急拡大の局面では、増員に労務の運用が追いつかず、月末の勤怠締めが一部の方に集中しがちではないでしょうか。ロウムメイトは勤怠・給与・労務手続きを一元管理でき、既存の給与ソフトとのAPI連携も広く用意しています。 まずは御社の運用に合うか、15分ほどオンラインでお話しできればと思います。ご都合のよい時間帯だけでも教えていただけますか。
相手の状況の仮説
「増員が先行し、労務の運用整備が後回しになっている」という前提。すでに専任チームが整っている場合は、③の価値提示を「連携による工数削減」寄りに差し替える。
送信前チェック
- 相手が現在どの給与ソフトを使っているかは未確認。連携範囲を具体的に約束しない
- セミナーでの会話内容が名刺情報と一致しているか確認する
ペルソナ② 製造業(老舗)/総務担当役員
件名案
- 紙の勤怠管理から、無理なく移行するには
- セミナーのお礼(勤怠のペーパーレスについて)
- 現場に負担をかけない労務のデジタル化
本文
先日はセミナーにご参加いただき、ありがとうございました。会場で名刺を頂戴した件でご連絡しています。 長年の運用が根付いている現場では、紙やExcelでの勤怠管理が特定の方に依存しがちで、急な変更が難しいということはないでしょうか。ロウムメイトは導入時に専任担当が伴走し、現場の使い方に合わせて段階的に移行いただけます。 いきなり切り替える話ではなく、まずは今のやり方の課題整理からご一緒できればと思います。一度お話しする時間をいただけますか。
相手の状況の仮説
「現場の抵抗と属人化が移行の障壁になっている」という前提。すでにデジタル化に着手済みなら、価値提示を「他システムとの連携」に差し替える。
送信前チェック
- 現場の実態(従業員規模・拠点数)は未確認。工数削減の度合いを数値で断定しない
- 稟議が重い業種のため、初回で価格を押し出しすぎない
ペルソナ③ 人材サービス業/管理部門責任者
件名案
- 増員スピードに、労務は追いついていますか
- セミナーのお礼と、労務体制のご相談
- 拡大期の勤怠・労務を一元化する方法
本文
先日は労務管理セミナーへのご参加、ありがとうございました。名刺交換させていただいたご縁でご連絡します。 人の増減が速い事業だと、入退社の手続きや勤怠の集計が管理部門に集中し、負荷が読みにくくなりがちではないでしょうか。ロウムメイトは勤怠・給与・労務手続きを一つにまとめ、既存の給与ソフトとも連携できます。導入時は専任担当が立ち上げをサポートします。 御社の体制に合うか、短いお時間でご説明できればと思います。来週あたりでご都合はいかがでしょうか。
相手の状況の仮説
「増員ペースに対して管理部門の人員が不足している」という前提。すでに労務代行を使っている場合は、価値提示を「内製化・見える化」に差し替える。
送信前チェック
- 現在アウトソースしているかは未確認。「代行より安い」といった比較を勝手に書かない
- スピードを重視する相手なので、次アクションの日程を具体的に添える
カスタマイズのヒント
- 役職を変える: 同じ業種でも「経営者宛」と「現場担当宛」では響く点が違います。ペルソナの役職を変えると、経営者には投資対効果、現場には運用負荷の切り口に寄ります
- 接点別に分ける: 「資料ダウンロード直後」と「半年前の名刺交換」では温度が違います。接点欄に経過期間を書くと、再接触の言い回しに反映されます
- 一次商材から派生商材へ: 既存取引先へのアップセルなら、接点欄に「既存取引先」と書き、本文の入り口を「現在ご利用中の◯◯に加えて」に寄せられます
- トークへの転用: 出力の本文はそのまま架電の切り出しトークの下敷きにもなります。件名を「電話の第一声」に読み替えて使えます
よくある質問
営業メールの例文をAIに書かせても、テンプレっぽくなりませんか。
このプロンプトは業種×役職ごとに想定課題と価値の見せ方を変えて出力します。さらに「相手の状況の仮説」を別立てで出すため、担当者が自社の実情に合わせて微調整しやすく、一律のテンプレにはなりにくい設計です。
買ったリストに一斉送信しても大丈夫ですか。
想定していません。このプロンプトは名刺交換・フォーム問い合わせ・既存取引など、送ってよい接点がある相手への文面づくりを前提にしています。無差別な自動送信は特定電子メール法などに触れる恐れがあるため、送信前に必ず人が確認してください。
相手企業の情報を入力しなくても書けますか。
はい。データ不要です。相手は「業種×役職×想定課題」のペルソナで指定します。個社の固有名詞は、確認できた範囲で送信前に手で足す使い方を想定しています。
